本日は「平成27年度スポーツフェスタ・なかがわ 第37回那珂川町走ろう大会」が那珂川町立岩戸小学校で開催されました。
福岡ジラーフスからは諏訪辺、本田、清原、金城選手、御幡マネで競技役員として参加してきました。小学1年生から80歳の方まで幅広い年齢層の大会で、1.0kmから10kmの部、グループ対抗とスポーツ少年団の駅伝が行われました。ドッヂボール教室に参加した児童も多く出場しており「ジラーフスの人ですか?」と声をかけてくれました。
大会を通じて感じたことは那珂川の人々の温かさ(評価すべき点)と伝統を重んじているが変化が必要(課題)ではということです。
走ろう大会は那珂川町の三大スポーツイベントの一つです。今年で37回目と伝統もあります。これだけ続いているということは運営がうまくいっており、魅力的な大会だということでしょう。そしてこの大会を支えているのは競技役員だけではありません。私達競技役員は事前に打ち合わせを行い大会に臨みました。しかし実際に現場で働いてみると仕事が楽なのです。役員章をつけていないいわゆる選手の保護者が私たちの仕事を手伝っているのです。頼んではいません。お節介とも感じません。ごく自然な流れで一緒に仕事をしました。実際交通整理で危険なことが起きましたが解決したのは観客の保護者の方々でした。駅伝の招集も保護者が選手たちを並べ、道から出ないように体を張ってくれました。マラソンと同時に駅伝が行われているので中継所はごった返しています。私たちだけではとても回せませんでした。もう一度言います。競技役員ではない選手の保護者たちがやってくれたのです。
那珂川はアットホームでした。ご近所付き合いが薄くなっている現代社会で那珂川は非常に良い意味で時間が止まっているように感じました。しかし残念に思ったのはこの大会の認知度が低すぎることです。大会中にコースの細い道を改造されたスカイラインGT-Sが爆音とともに走り抜けていきました。近隣の中学校の生徒が駅伝コースを(一車線の狭い道)集団で下校していきました。おそらくは部活帰りでしょう。確かに大会の看板は大会前に設置されていました。ですが宣伝効果は乏しく地域住民に浸透していません。みなさんは福岡シティマラソンの日に車で天神に行かれますか?渋滞するのがわかっていて、選手や関係者で混雑しているのがわかっていて行くことはないでしょう。改造されたスポーツカーが悪いと言っているのではありません。下校するなと言っているのではありません。事前に認知していれば彼らはコースを通ることを避けたのではないでしょうか。マーケテイングを見直す必要性を感じました。多くの人が集まっているのに出店はなく、応援しているのは参加者の関係者のみ。マイク放送等でご迷惑をかけていますと謝るのではなく、もっと那珂川の人に愛される大会を目指してもよいのではないでしょうか。参加関係者以外の人が道に並んでひいきの団体の旗を振って応援する、メイングラウンドに「関係者」ではなく「お客様」が集まる。そんな大会になればもっと面白いのではと私は思いました。
ということで来年はジラーフス出ます。学生メンバーが。目標ですか?一番目立つことです‼(笑)
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